社長の吐息プラチナの甘美な囁き
尚貴は激しいキスを名取さんに落としながら、薄目で彼女の反応を見ながら、キスの濃厚さを変えていた。


「あぁ…ふぁん…」


僅かに離される度に漏れる名取さんの甘い声。


名取さんは完全に尚貴のキスに酔わされていた。


「!?」


尚貴がパウダールームの入り口に立つ私に気づいた。


一瞬だけ私と尚貴は視線を絡めた。


それでも、キスは止めず、私の存在に気づかない名取さんとキスを交わした。


尚貴は自分たちのキスを私に見せ付けたーーー・・・






< 15 / 204 >

この作品をシェア

pagetop