社長の吐息プラチナの甘美な囁き
* * *


尚貴のセッティングで週末には両家の対面が実現した。


場所は濱部社長の馴染みの料亭。



「夜の庭園もまた…風情がある…」


私とお父さんとお母さん。
尚貴と両親+何故か…?濱部社長。


「祐早斗と栗原が親戚になるんだ・・・こんな面白いコトないだろ?」


「!?俺は全然…面白くありません!」


「…まぁ~おめでとう♪尚貴に早祐さん」


「ありがとうございます」


「濱部社長に祝福されて光栄です」



「…こうして見ると…二人ともお似合いだなっ…祐早斗」



「どうして俺に振るんですか?」


「栗原よりも反応が面白いから・・・」





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