社長の吐息プラチナの甘美な囁き
「・・・俺はまだ、お前とは縁もゆかりもないぞ…気安く…俺をお義父さんとは呼ぶな!」


「…俺はまだ、あなたをお義父さんとは呼んでません…そんなに呼ばれたいなら…呼びますよ…お義父さん」


尚貴とお父さんはバチバチと瞳に火花を散らして睨み合う。



「…嫁と姑のバトルは訊くが婿と舅のバトルは訊いたコトがない」



濱部社長は二人の様子に大笑いしながら酒を飲んでいた。


「祐早斗さん・・・恥ずかしいから…止めてください」


お母さんが二人の仲介に入った。



「別に…俺は…栗原が妙なコトを言うからだ…」



お父さんは栗原さんに八つ当たりする。


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