社長の吐息プラチナの甘美な囁き
「…それだけの器があるのか…ウチの会社に来て見せてもらわないと…何とも言えない」



「…わかりました…早祐…俺はお前の秘書を辞めてソーマに入る」


「尚貴?」



「尚貴は有能だ…いい息子を婿に迎え入れたな…祐早斗…」



「・・・本当だ。俺も今まで以上に努力しないと…」



尚貴は私の秘書だけで終わる男じゃない。


お父さんみたいに社長になれる器を持っている人。



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