社長の吐息プラチナの甘美な囁き
俺は部屋に入っていった。



「さっさと行け!!」


「いえ、俺は神の御前で永遠の愛を誓う前にあなたの前で早祐と永遠の愛を誓います!」


「尚…貴?」


「…俺は一生…早祐を幸せにします!!」


「・・・」


背中を向けていた相馬会長が俺の方に振り返った。



「!?」


キョトンと俺を見つめる早祐のベールをあげて、唇にキスを落とした。



「…尚貴!!歯を食いしばれ!!」


相馬会長はいきなり、俺に殴りかかった。


「お、お父さん!!?」


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