社長の吐息プラチナの甘美な囁き
「楽しい結婚式だったよ。尚貴」


濱部社長は大笑いしながら、俺のグラスに瓶ビールを注ぐ。



俺はアイスノンで殴られた頬を冷やしながら、高砂席に座っていた。



「お父さんの前でキスなんてするからよ…」


「…疚しいキスじゃあなくてあれは誓いのキスで・・・」


「…尚貴…大丈夫か?」


隣に座る早祐と話してると話題の本人が何食わぬ顔でやって来た。



相馬会長の心臓には剛毛が生えてるようだ・・・



「…お前が殴ったんだろ?祐早斗」


ドストライクな突っ込みをありがとう・・・濱部社長…





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