社長の吐息プラチナの甘美な囁き
「そのキモチに嘘偽りはないな…尚貴」


「ありません・・・」



俺と早祐の間に娘が産まれ、娘が成長し、どこの馬の骨か分からない男と結婚すると言われたら…相馬会長と同じキモチを抱くんだろうな…



「「おめでとうございます・・・」」


会社の受付の緑川美華がやって来た。



それも達央と一緒に?



「早祐さん…そのドレスとっても綺麗よ!!」


「ありがとう~っ。美華ちゃん」


「…デキ婚か??」


「はぁ?デキてない・・・」


「ふーん。俺たちも結婚するんだ!親戚同士だなっ。仲良くしようぜ♪尚貴」


「・・・」
美華の好きな男って達央?


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