社長の吐息プラチナの甘美な囁き
「俺たちはデキ婚だ・・・お前らも早く子供作って…家族ぐるみで遊びに行こうぜ」


「・・・そうだな」


「美華の好きな人って達央君だったのね」


「まぁね…」


達央のヤツ…俺に友好的な態度とってる所見ると…美華とのコト知らないみたいだな。


一生知らない方がいいな・・・


「行こうか?美華」


「うん」


二人は仲良くラブラブな雰囲気を周囲に振りまき、席に戻っていった。



「和也…達央を殺したいと言っていた」
相馬会長は祝いの席には相応しくない言葉を呟く。

美華の父親・和也さんは華道の家元。

相馬会長の秘書を務めていた。


俺もデキ婚だったら、相馬会長に殺されていたかも。





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