社長の吐息プラチナの甘美な囁き
「…サラはサラで、旦那様に嫉妬して欲しかったらしい」


「!?」


「…俺と同じで相手のキモチを確かめたかったんだろ?」


「へぇ~っ」


「…お前は確かめなくていいから…」


「どうして?」


「…俺のキモチには嘘はないから」


「…私だって・・・」


「…」



キャンドルの薄明かりの中、私たちはキスを交わす。







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