社長の吐息プラチナの甘美な囁き
これはヤバイーーー・・・



俺は早祐に手渡されたチョコを思い出した。



「会長…会長」


俺はビジネスバックから早祐のチョコを取り出す。


早祐の父親宛のチョコはハート型のチョコケーキ。


「何だ?」


「早祐からのチョコです…どーぞ」


チョコの数で負けて悔しがる相馬会長に手渡した。



「早祐が俺に?へぇ~っ」


「俺は市販のトリュフでしたが…会長のチョコは手作りですよ」



「そ、そうか・・・俺のは手作りか…食べたいと言っても…お前にはやらないからな…尚貴…」



相馬会長は一気に機嫌を直した。


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