社長の吐息プラチナの甘美な囁き
「何故?そう思う??」



「…頭がいいから・・・」



「ふーん」
俺は綾子の答えを鼻で笑った。



仄明るいシーリングライトの中…俺たちは再び、肌を交わした。


綾子は社内にいるセフレの一人。
何度も肌を交わし、馴れ合った関係…。


でも、綾子にときめいたコトは一度もない。


俺にとってセックスなんて欲望を吐き出すだけの行為であって、相手に心まで開く必要は無いと考えていた。







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