社長の吐息プラチナの甘美な囁き
互いに欲望を満たすだけの関係だと割り切ってセフレになるのに…



女は俺にそれ以上のコトを求めてくる。



女ってどいつも貪欲だ…



『尚貴って可哀想な男。人を本気で愛したコト無いのね』



そんな言葉を残して部屋を去る女もいた。



俺の身体しか知らないクセによく言うぜ~



「さようなら」



綾子は部屋を出て行った。



俺は自分のスマホを弄って、綾子の携番とメルアドを消去した。


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