社長の吐息プラチナの甘美な囁き
「あなたがいけないのよ!!美華ちゃんに手を出すから」


「…美華のヤツ…お前に言ったのか?あれはあいつが処女を早く捨てたいと俺に相談するから…その願いを叶えてやったんだ」
私は尚貴のコトの重大さが分かってない軽々しい口ぶりにキレた。



「だからって…あなたが叶えるコトないでしょ!!?」


私は椅子から立ち上がって、バンと机を叩く。


「それもそうだな。後でヤバいコトとしたと思った…」


尚貴は腕を組み、冷静な色を瞳に宿した。
私は尚貴の黒曜石の知的な切れ長の瞳に一瞬だけ見惚れてしまい、眩暈を起こした。



「で、社長はどうなの?もう、誰かに奪われた??」



「わ、私は…!!?」

気づけば、話がすり替わっていた。









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