社長の吐息プラチナの甘美な囁き
ー早祐sideー
私の目の前の尚貴は少し、落ち着きを失っていた。
頬も私と同じで少しばかり薄桃色に染まっている。
『今夜…俺の部屋に来い』と誘って来た。
私は言葉の意味を理解しながらも首を縦に振った。
尚貴は社長室を出て行った。
いつまでも、私は尚貴の消えたドアの向こうを見つめる。
重なった唇。
私を抱き締めた両手。
尚貴の温もりを思い出すと顔から火が出そうな思いなる。
人肌の心地よさってこんなにも安心できるのね…
私は尚貴に心の帯を緩めていた。
頬も私と同じで少しばかり薄桃色に染まっている。
『今夜…俺の部屋に来い』と誘って来た。
私は言葉の意味を理解しながらも首を縦に振った。
尚貴は社長室を出て行った。
いつまでも、私は尚貴の消えたドアの向こうを見つめる。
重なった唇。
私を抱き締めた両手。
尚貴の温もりを思い出すと顔から火が出そうな思いなる。
人肌の心地よさってこんなにも安心できるのね…
私は尚貴に心の帯を緩めていた。