社長の吐息プラチナの甘美な囁き
「!!?」


いつも間にか、尚貴は私のそばに立っていた。



「まだなのか?お前…美華よりも3歳も年上だろっ?今時、結婚まで処女でいる女なんて、絶滅危惧種だ」


「千人切りした男の尚貴に言われたくないわよ!!あなた…変な病気とか持ってるでしょ?」


「どんな病気?」



「!!?」


尚貴は私を押しのけて、社長の椅子に座った。


「座り心地いいなぁ~さすがはイタリア直輸入の椅子だ…革も上質だ」


「そこは私の席よっ!!!」





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