社長の吐息プラチナの甘美な囁き
「…モーニング、食べてるの…」


達央は相馬耶刃(ソウマヤトウ)社長の長男でお父さんの会社の宣伝広報部で働いていた。



「尚貴と一緒なんて…意味深だね…」



達央は図々しく、私の隣に腰を下ろしてきた。



「一人ならカウンター席に座ればいいじゃない?」


「祐早斗会長に言ってもいいの?」


「お父さんには言わないで!!」


私は達央に脅されて、それ以上何も言えなかった。


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