社長の吐息プラチナの甘美な囁き
着替え終わって、社長の椅子へと戻っていく。



「社長…本日のスケジュールを申し上げます…」


「はい」


いつものように秘書のお母さんが私のスケジュールを読み上げる。


「!?濱部社長とランチ??」


「…昨日、断ったのはいいけど、早祐にどうしても急ぎの用があるみたいで・・・」


「そう…」


「・・・場所は昨日と同じ料亭だから」


「わかりました」


私に急ぎの用って何かな?


昨日はこっちが嘘をついてドタキャンしたからなぁ~。
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