ひとり恋 ~マイセルフパラダイス~ (ロングバージョン)
「前にさぁ、たしか塾の夏期講習のときだったと思うけど、南野に“俺のプレイがどんだけカッコイイか点数つけてくれ”みたいなこと言ったことあったろ?」
「うん、あったね……」
それは中2の夏休みのことだ。今でもハッキリ覚えてる。
「点数のカライ南野が、もし100点をくれることにでもなりゃあ、俺は怖いもんなしのパーフェクト・モテ男ってことになるだろ? だから、そんときは自信を持ってマネージャーにコクろうと思ってたんだよな、実は……」
「そっか……でも、あのあとあたし試合の応援には行けなくて……」
“それに2年のときはクラスがちがってたから、夏期講習が終わったあとは、またふたりで会っておしゃべりするなんてこと一切なくなっちゃったしね……”
「ちゃんとお前に評価してもらうまで待ってりゃよかったんだが、つい結果をあせっちまって、お前に100点もらうまえにマネージャーにコクっちまった……」
「ごめん……もっと早く100点つけてあげてたらよかったね」
「謝ることねぇよ。早かろうが遅かろうがどっちみちマネージャーは俺のことなんてなんとも思ってなかったんだからな。ハハッ」
「………」
「うん、あったね……」
それは中2の夏休みのことだ。今でもハッキリ覚えてる。
「点数のカライ南野が、もし100点をくれることにでもなりゃあ、俺は怖いもんなしのパーフェクト・モテ男ってことになるだろ? だから、そんときは自信を持ってマネージャーにコクろうと思ってたんだよな、実は……」
「そっか……でも、あのあとあたし試合の応援には行けなくて……」
“それに2年のときはクラスがちがってたから、夏期講習が終わったあとは、またふたりで会っておしゃべりするなんてこと一切なくなっちゃったしね……”
「ちゃんとお前に評価してもらうまで待ってりゃよかったんだが、つい結果をあせっちまって、お前に100点もらうまえにマネージャーにコクっちまった……」
「ごめん……もっと早く100点つけてあげてたらよかったね」
「謝ることねぇよ。早かろうが遅かろうがどっちみちマネージャーは俺のことなんてなんとも思ってなかったんだからな。ハハッ」
「………」