ひとり恋 ~マイセルフパラダイス~ (ロングバージョン)
8時限目「誰も教えてくれないこと」
時は―――再び流れた。
4月。
季節は春へと変わった。
あたしも変わった。
中学3年生になった。
そしてクラスのメンバーも変わった。
廊下に貼り出されたクラス分けの紙を見た瞬間、あたしはうかつにも小躍りしそうになってしまった♪
ぬわんと、まさか北条くん、キミとまた同じクラスになれるなんてっ♪
おまけに今回も隣の席同士~っ♪♪
だけど……、
だけど、現実は甘いもんじゃなかった。
「先生、あたし、無理ですっ。ゼッタイできませんからっ」
瞳ウルウルさせて、必死に訴えるあたし。
新学期ということで、新しい学級委員を決めることになって、男子のほうはスグに決まったんだけど、女子のほうは誰も立候補もしなければ推薦もなくて。
4月。
季節は春へと変わった。
あたしも変わった。
中学3年生になった。
そしてクラスのメンバーも変わった。
廊下に貼り出されたクラス分けの紙を見た瞬間、あたしはうかつにも小躍りしそうになってしまった♪
ぬわんと、まさか北条くん、キミとまた同じクラスになれるなんてっ♪
おまけに今回も隣の席同士~っ♪♪
だけど……、
だけど、現実は甘いもんじゃなかった。
「先生、あたし、無理ですっ。ゼッタイできませんからっ」
瞳ウルウルさせて、必死に訴えるあたし。
新学期ということで、新しい学級委員を決めることになって、男子のほうはスグに決まったんだけど、女子のほうは誰も立候補もしなければ推薦もなくて。