セックスフレンド
いっそうのこと。

貴広とも大きなひびが入ればいいのに……

あたしは貴広にメールを返信しなかった。







週末──

あたしは瑞希くんと、家でお酒を飲んでいた。


「マナ、今日はよく飲むな」

「そう?」

「何か嫌なことでもあった?」

「何もないよー!」

「うわっ!」

瑞希くんを押し倒してしまった。

「マナ酔ってるだろ?」

「酔ってないもん」

瑞希くんに乗っかったまま答える。

そして、そのまま唇を何度か押し付けた。 
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