セックスフレンド
貴広は、そんなあたしを見て、どこか楽しそう。

でも、こいうの悪くない。

「行こうか」

貴広があたしの手に触れる。

今度は、指と指を絡め合わせて手をつないだ。




それから、お昼を済ませて(パスタを食べた)。

しばらく来ることはないから、もう一度見て回ろうということになった。


「オレこの店で買おうか迷ってる物があるんだ」

あたし達は、香水専門店のお店へ。

たくさんの香水がズラリ並んでいる。
値段もピンからキリ。

貴広は香水をいつもつけている。

『あの香水の匂いが大野さんにピッタリなんだよね』

なんて言って、騒いでいる女の子達を見たことがある。
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