セックスフレンド
「初めまして」

あたしは、突然の紹介に戸惑いながら、ペコッと頭を下げた。

貴広も彼女を紹介しろと言われていたみたい。

「タカの彼女可愛いじゃん」

「テツの嫁さんといい。タカの彼女といい、何でこんな可愛いんだ?」

"可愛い"と言われて、照れてしまった。

それから、しばらくの間、貴広と貴広の友達と世間話をしていた。

どの人もいい人達で話しやすかった。


「そういや、マナ、オレに何の用事だった?」

貴広が思い出したかのように言った。

「貴広を紹介したくて、呼びにきたの」

あたしも、今の今まで目的を忘れていた。


そして、皆に貴広を紹介した。
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