セックスフレンド


しばらく車を走らせた後。

目に留まったラーメン屋さんでお昼を済ませた。

今日はどこに行くという予定もなかったから。

あたしの家に向かうことにした。




家に到着して瑞希くんを部屋に通す。



「この部屋来るの1年ぶりくらいだな」

「もうそんなになるんだね」


時の流れはあっという間だと感じる。


「オレ達ってさ、あの頃、ただのセフレだったよな」

「そうだね。体だけの関係で、お互いのことよく分かってなかったよね」

「でも、下半身が繋がったことに寄って、お互いを知った気になってた」

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