セックスフレンド
『いつ寝たのかも、覚えてないよ』

『ヨダレたらしてたぞ』

『嘘!?』

『嘘だよ。これからどうしようか?』

『……』

『マナ?』

『もう少しだけ、つき合ってもらえるかな?』

『いいよ』

あたしは、1人ぼっちのアパートに帰りたくなかったんだ。

また、元カレを思い出して泣く週末になってしまうと思った。



あたしたちは、朝ごはんを食べに喫茶店に入り、朝ごはんを済ませた。



『どうする?』

また、瑞希くんが聞いてきた。

『まだ、7時半か…』

車の時計を見ながら、あたしは言った。
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