セックスフレンド
4【先輩】
月曜日。
仕事が終わると、会社の駐車場へ向かった。
今日は、大野さんとご飯を食べに行く約束をした日。
「紺野」
車の窓から顔を出して、大野さんがあたしを呼んだ。
車の助手席に乗り込む。
物が全然ない。
整理整頓されている。
瑞希くんの車の中は、CDやDVDが散乱しているもんね。
「何、食べたい? 何でもいいよ」
大野さんが、車を走らせながら聞いてきた。
「あの、近くのファミレスでいいです」
「ファミレス? 寿司とかでも全然構わないよ。遠慮なんかするなよ」
「遠慮してるわけじゃないですよ。ファミレスに行きたいんです」
仕事が終わると、会社の駐車場へ向かった。
今日は、大野さんとご飯を食べに行く約束をした日。
「紺野」
車の窓から顔を出して、大野さんがあたしを呼んだ。
車の助手席に乗り込む。
物が全然ない。
整理整頓されている。
瑞希くんの車の中は、CDやDVDが散乱しているもんね。
「何、食べたい? 何でもいいよ」
大野さんが、車を走らせながら聞いてきた。
「あの、近くのファミレスでいいです」
「ファミレス? 寿司とかでも全然構わないよ。遠慮なんかするなよ」
「遠慮してるわけじゃないですよ。ファミレスに行きたいんです」