365日。
「どっか店入ろう」
街を歩きながら凛人が言った。
「え?またアクセサリーショップ?」
「は?んなわけねーだろ。なんか食おうぜ」
あぁ、そういう事。
携帯を開いて時計を見ると、もうすぐ13時を回るところだった。
あたしもお腹空いた。
てか朝ごはん食べてないし。
そして、すぐ近くにあるイタリアンカフェに入った。
「いらっしゃいませー」
外は2月14日。
冬真っ最中。
暖房がきいていて嬉しかった。