365日。
着いた場所は薄暗い空き教室。
……ここで一体なにがあるんだろう?
すると七花ちゃんの顔から、さっきまでの優しい笑顔が消えた。
鋭い声で「入れ」と言う。
…えっ?
な、七花ちゃん?
あたしが七花ちゃんのあまりの変わり様に戸惑っていると、七花ちゃんは更に強めの声で
「さっさと入れ!」
とあたしの背中を押す。
「きゃっ?!」
あたしは七花ちゃんに強く背中を押されて教室に入れられる。
何!?
一体何なの!?