一緒に歩こう
Anna said

絶対許さない!!

なによあの態度!!

誰がご飯つくってあげてるとおもってん?

誰のお陰できれいな家にすめると思ってるの?

もういいわ!!

離婚してやる。

幸い貯金もあまり使ってないし、今から離婚届もらいにいってこよう。




遡ること数時間前。
珍しく休みだった祐介に久しぶりに声をかけてみた。
「ねぇたまには出掛けない?」祐介は知らんぷり。
もう…。
「祐介…久しぶりにデートしたいな。」

祐介はゆっくりと起き上がった。
そして…。

「うるさいんだよ!!出掛けたきゃ一人で行けよ!俺はつかれてんだよ!毎日家にいるお前と一緒にするな!そんなに外に出たきゃ働けよ!パートとかバイトとかあるだろ!」

一方的に怒鳴ってまた布団を被ってしまった祐介。

この瞬間私は別れを決意した。


「あっそうわかったわよ!さっさと仕事と家を見つけてあんたなんかと別れてやるわ!後悔してももう知らないから」

私も怒鳴り返して家を飛び出した。
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