復讐と言う名の愛をプレゼント



『優毅さんって麗那がいじめられてるの知ってながら、
麗那をいじめた張本人と仲良くしてたんだよ???』

『ぇ?????』

唯から突然聞いた真実は嘘のようなホントの話。

だって
私は見てしまっていたから、

私をいじめた人と優毅がキスをしているところを
私の話を聞いてなぐさめてくれて居ながら
私をいじめた人と仲良くしてた。


いつも味方で居てくれた大切な人が
急に遠い敵になったみたいだった。

そして同時に失恋した気分だった。

てゆうか
失恋した。

その次の日優毅にキスの事を聞こうとした、

でも
優毅は...
キスした次の日
もぅフランスへ行っていた。

あんな置き手紙だけ置いて。


『......ぉぼえてるよ』

昔を思い出して苦しくなったのか
私から出たのはか細い声。



< 15 / 100 >

この作品をシェア

pagetop