復讐と言う名の愛をプレゼント




放課後、私は放送に言われた通り
3年A組の教室へ来ていた。

『よーし...あと来てないのは2Aだけか...誰なんだ2Aの担当は!!
あんなに放送したのに!』

あんなにって言っても一回しか放送してないくせに
えらそうに文句を言っている
担当の先生こと、
山崎先生。
男、31歳、独身。
全く2Aの担当の人も悪いけど
先生も多めに見てあげればいいのに.....

『遅れてすいません。』

.....!?
嘘でしょ??

『遅いぞっ!!2A担当だな!?』
山崎は少しその人を責めた。

『はぃ。すいません。少し英語の先生に海外の事を聞かれて。』

『そうか、確かに神谷は海外に居たから宇佐美先生も気になったんだろうな。次から気をつけろよ。』

『はい。』

そういって
遅れて入ってきたのは

神谷優毅こと

私と毎日夜ご飯を一緒に食べているやつだった。


< 25 / 100 >

この作品をシェア

pagetop