復讐と言う名の愛をプレゼント



『ったく、お前シカトしすぎ。』

『うっさい。んで、なんの用?』

『お前、ともこさんに連絡したわけ??
もぅ18時だけど。』

.....!!!

『や、やばいっ!!してなかった!!今からしてくる!!』

『ぃ、いや...』

私は優毅の言葉を待たずに教室を出て
ともこ、こと私のお母さんに電話した。


「もしもし、お母さん?」

《あぁ麗那、どしたの?》

「今日ね委員会の仕事で......」
《あぁっ!聞いた!》

「へ?」
予想外の言葉にびっくりする私。

聞いたって...なに??

《ゆぅくんから電話きたのよー。遅くなるけど麗那も一緒だから心配するなって。しっかりしてるわよねー。んぢゃぁ、お母さん先食べてるから帰ったら二人で食べて♪んぢゃねー》

───プーップーップー

一方的に切ってしまったお母さん。
嵐のようだ...


< 29 / 100 >

この作品をシェア

pagetop