復讐と言う名の愛をプレゼント
『んで??どうしたの??』
唯は聞いてくる。
『ごめん、唯、私、好きかわからない。』
『ど、どうゆうこと..?』
唯は動揺して聞いてくる。
私は今日あったことを喋った。
『なるほどね~....
んぢゃぁ、優毅さんのことが好きなの??』
『わ、わかんない....』
正直好きなんて分からないよ...
『だよねー.....でも、とりあえず、賢汰君の事は好きではなさそうだよね??』
気付きたくなかった。
でも最初から分かってた。
私は多分賢汰を好きじゃない。
それを認められなかったのは
自分の弱さだ。
賢汰を好きでいたいって気持ちが強かった。
それを自覚してしまった今、嘘はつけなかった。
『多分、好きぢゃない....』
私は泣きながら答えた。