復讐と言う名の愛をプレゼント



今思えば独占欲なんだろうけど
あの頃の俺は
大切な幼なじみとしてしか認識していなかった。

小さい頃から一緒に居て
俺の記憶の中ではアイツは俺としかいることしか記憶にないから
その記憶を壊されたくないんだろうなって思ってた。

でもある日
学校で見てしまったんだ。

アイツが男と笑顔で喋ってる所を

悔しさ、むかつき、苦しさ
この世の嫌な感情全てが交ざった物が俺を襲った。

──なに喋ってんの?

──てか、アイツ誰?

──アイツの彼氏??

『.....っ..!..!!』

今心がズキッって音を立てて拒絶した。

なんかやけにむかつく。

....でもなにに?

.....なんか最近こーゆー理由の分からないモヤモヤ多くない?俺。

なんでだ??

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