復讐と言う名の愛をプレゼント




『ふふっ』

私にこぼれたのは
笑いだった。

『って、なに笑ってんだよ!?』

だって
うれしいの。

『なんでもないっ!
優毅、ありがと』

『まぁ、いいけど』

なんでかな?
すごく、うれしい。

『ったく、次からは心配かけんなよ』

────ドキッ

優毅は困ったように笑いながら
私の頭を撫でて
そう言った。





ぁ、

そっか

優毅の事で
イライラしたり
うれしくなるのって

ドキッっとするのって

< 68 / 100 >

この作品をシェア

pagetop