復讐と言う名の愛をプレゼント



少しだけ嬉しい気持ちになる。
だって
好きな人からメールなんて嬉しい。

うはうはした気持ちを抑えて私は唯のメールを開いた。

"ごめん!明日一緒に回れない!事情は今度喋る!"


『ぇ゛!!嘘!!』

『.....どうしたの麗那ちゃん?』

子犬みたいな目で私を見てる松坂くんが聞いた。

この人の存在忘れてた...

『なんか唯が明日一緒に回れないって...』

『そぅなんだ...なら僕と回らない???』

....!?

ぃや、なんの冗談??

『ねぇ、さっきの僕の話聞いてたよね??』

....なんのはなし??


メールに集中していたので
松坂君の話に適当に返事を返していた私には
松坂くんが一方的に話す話の流れが理解出来なかった。

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