第一章、出会い

篠田修二

『ん…あぁん…修二イキそ..う』


暗い部屋の中で私の喘ぎ声と修二の吐息が響く。


「いい、よ。
イッて、美悠。」


修二は一段と早く腰を動かす。

それと共なって、喘ぎ声が大きくなる。


『イク、イッちゃう!
もうダメぇ~、あぁぁん‼』


私はぜぇぜぇと息をする。
絶頂を迎えた後はいつもこうだ。


そんな私の顔を優しい瞳で眺めるのは、篠田修二。

世にいうセックスフレンドだ。

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