好きなんてありえない!!
ーコンコンッ
「…誰だ?」
「お前さんの担任ですよー」
「ち…どーぞ」
「失礼するよー」
「失礼します…」
先生と一緒に入ってきたのはー
「あ、ずさ…」
先輩を見ると大丈夫と囁いてくれた
「…何の用ですか?」
「いやぁ、この子生徒会入るだろ?
色々仕事の事とか話して
あげといたほうがいいと思って
連れてきたんだが…」
梓は由美を見るとニヤリと笑った
「あー…はい」
「じゃ、よろしく頼むよ」
そう言い残すと先生はそそくさと
部屋から出ていった。