好きなんてありえない!!

「ふっ……………
あは、あははははは」

突然梓が笑いだす

「何?あたしが悪いって
言いたいわけ?」

「違う」

「違わない!!あたしが裕太に
ストレス与えてたんでしょ!!!
あたしが殺したのと同じじゃない!!」

「梓……落ち着いて…」

由美が優しく声をかける

「あいつはお前のこと悪く思わないで
くれっていってたんだ
名前は教えてくれなかったけど
由美と出会うなら必ず現れるって言ってた」


「え………裕太が?あたしを??」


「そう、本当はいいやつなんだって
今は自分を見失って不安なんだよって」


「ふ、ぅ……裕太ぁ…」

梓が泣き崩れる


「…だから、お前だけじゃないんだ
実際、家でも色々あったのもあるんだと思う

今まで知らないふりしてて
本当に申し訳ない………
でも、これは本当のことなんだ…」




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