好きなんてありえない!!

「素直じゃねーな」

「…っ!!悪かったですね」

「なら、来い」

「へ!?」

「命令~♪」

「な、なんですかそれっ」

「え?来ないから」

「そんなぁー」

「はーよ」

「…っ」

先輩が座っている椅子まで
ゆっくり近づく


歩くだけなのに
こんなに緊張するなんて思わなかった


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