好きなんてありえない!!


「と、とにかく!私は先輩の彼女
だって認めませんから!!」

部屋を出ようとドアへ
向かおうとすると

「由美」

何ですか、と振り向こうとした時

ーグイッ

「はい…ってきゃあ」

いきなり腕を引っ張られて
先輩の胸に抱きつく形になてしまった

「ちょ、何する…んんっ!?」

文句を言おうと顔を上げたら突然
キスされる……

「も、せんぱっ…やめ…「ダーメ」

「な、何でっ」

「由美は俺の彼女なんだから♪」

それからずーーっと
キスの嵐。

チャイムが鳴らなかったら
どうなっていたことか……。



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