好きなんてありえない!!
不安
次の日の朝
サクサクに焼けた食パンを
かじってると
ーピンポーン
?誰だろう
玄関に行き鍵を開けドアを開けると
「おはよ、由美」
目の前には先輩がいた。
「な、ななな何でっ!?」
「えー?付き合ってるんだし
当たり前でしょ??」
「え、でも何で家知って…」
「お邪魔しまーす」
「え!?何勝手に上がってんの!?」
「わー上手そうな匂い♪腹減った!」
「……朝ごはん食べて
来てないんですか?」
「ん?あぁ、お前何時に家出るか分かんなかったからとりあえず
早めにと思って。」
「な、何時に家を出たんですか?」
「んー5時くらい?」
「ご、5時!?そんな…」
まだぐっすりおやすみタイムだ。
「なぁ、コレ食っていい?」
先輩が指を指してるのはサラダ。
「え、うん…いいけど…」