好きなんてありえない!!
「いただきまーす」
手を合わせ大きな声で言うと
すごいスピードで食べ出した。
「す、すごい…」
とりあえず
ご飯が余ってたのでご飯と
レトルト味噌汁を出し、席について
食べかけの食パンをかじる。
先輩はすごい勢いで次々と食べていく
…よっぽどお腹空いてたんだ。
5分もしないうちに先輩は
完食しテレビをつけてくつろいでる。
…一体何しに来たんだか
部屋へ行き準備をすませると
キッチンへ行き先輩に声をかける。
「先、行っときますね」
そう言い、玄関を出ようとすると
先輩が大急ぎでやって来た
「なんで先行こうとするんだよ」
「え、だって先輩、くつろいでたし
なんか悪いかな、って…。」
「馬鹿じゃねぇのー?」
そう言い、先輩が頭を軽く叩いた。
「彼女守るのが俺の役目だから♪」
「だから!私は認めてなんかないですからね!?」
「ケチーいいじゃんか。な?」
そう言い
ーチュッ
ほっぺにキスをする
「ちょ!?」
「付き合ってねぇとこんな事出来ねぇっつの!」
そう言いニヤリと笑う先輩は
なにか企んでいて私はこれから
どうなるのか。
…考えただけで恐ろしかった。