好きなんてありえない!!
先輩はニイッと笑うと
「あぁ、この子?…俺の彼女♪」
爆弾発言をさらりと言ってしまった。
「なっ……嘘!あり得ないわ!」
「そーよそーよ!!」
ファンクラブの人達も
グチグチと言い出した…。
「んー…じゃあ、こうしたら認めて
くれるよな?」
そう言うと私にいきなり
キスをしてきた
「きゃああああーっ」
夏実とファンクラブの人達が叫ぶ。
「んんんーっ」
ドンドンと先輩の胸を叩く。
「お、悪ィ」
「ーはあっ!もう!!何なんですか!
いきなりっ!!」
「だってこいつらが…」
「だからってき、キスしなくたって
いいじゃないですか!」
「いやぁ、これが一番
分かりやすいかなって」
「と、徳田さん…」
夏実がゆっくりと喋り出す。