好きなんてありえない!!


そんな事を考えていると

「んん……」

「あ、起きた?」

「え…ここは?」

「保健室。お前ぶっ倒れたんだよ」

「そ、そんな…最悪」

その子は急に部屋を飛び出し
どこかへ行ってしまった。

「なんなんだ…?」

次の日、その女の子が
生徒会室に来た。

「あ、あの…昨日はごめんなさい」

「え?」

「その、お礼も言わずに…」

「あぁ、いいよ。気にしないで」

「あ、ありがとうございます…」


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