好きなんてありえない!!
キッチンでお湯を沸かし
コップと急須を用意する。
「ふぅ…」
先輩、いつも笑ってるから
無理してるなんて気づかなかった。
私、迷惑じゃないのかな…。
考え込んでいると
ピーーーーッとやかんが鳴り出した。
はっと現実に戻される。
お茶を淹れて先輩の所へ持っていく。
「はい、先輩…」
「サンキュ。ん?どうした?
元気なくね?」
!!!!
しまった顔に出ちゃってたかも…。
「そんなはずないじゃないですか!」
「そ?ならいいけど…」