好きなんてありえない!!
「裕太、明日、誕生日でしょ?プレゼント何がいい?」
「おーそうだなぁ…由美がそう思ってくれる気持ちだけでも嬉しいけどな」
そう言ってにっこりと微笑んだ
「そ、そう…」
「由美、お前顔真っ赤だぞ」
裕太がケラケラと笑う
「だ、だって裕太があまりにも嬉しい
こと言うから…」
「由美…」
フワッと裕太が抱き締める
「裕太…大好き」
「…とは言ってもなぁー」
家に帰り裕太のプレゼントを考えていると梓からメールがきた
「やほ(^^)明日、裕太の誕生日だよね♪プレゼント決まった?」
「まだ決めてないや(××;)」
返事を送ってから10分くらいしてから梓から返事があった
「そっか…それでね、私、明日親戚の家にいかないといけないことになって
裕太の誕生日祝えないんだよね」
そうなんだ…
「私、いないけどちゃんと応援してるからね!明日頑張れー(笑)」
梓……。
優しくて頭がよくてすごく
信頼してる私の親友。
「ありがとう。明日頑張るね」
そう送ってから私はいつの間にか寝てしまっていた。