好きなんてありえない!!
「梓……!」
「由美?どうしたの??」
「道に迷っちゃって…」
「あたしの家、来る?」
「え、いいの?」
「もちろん♪親友でしょ!!」
「ありがと…」
「失礼します…」
「あ、親いないから!!
好きにしていいよ」
「梓の親…仕事?」
「ううん!死んじゃったの。
私が小さい頃に」
「え……」
「もーそんな悲しい顔しないで♪」
「でも…」
「あたしはそんな気にしてないの。
ね、心配しないで!!」
「うん…」
「あたしの部屋行こ」
「うん♪」
梓のあとについて部屋に入る。