危険な彼と危ない初恋



やっと着いた時にはもう、桐くんはすでにいつもの海辺に来て待っていてくれた。


私は、肩でハァハァと息をしながら桐くんの方へゆっくりと歩いて行く。


その桐くんの横顔は、ホントに絵になるくらいに綺麗だった。

でも、どこか寂しそうで。



私は、全然成長してないな。

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