危険な彼と危ない初恋
「美羽・・・・力抜け・・・・・」
「―――!?・・・んんッ!」
「・・・・ああッ!!・・・・・・あ・・」
下半身に、ビリビリと痛みが走ってくる。
だけど、ただ痛いだけではなく、桐くんと繋がった瞬間涙が出そうなほどの喜びに道溢れていた。
あぁ、こういう行為って私は今まで男の人が満足するものだと思ってた。
で、女の人も気持ちよくなって終わっちゃうだけだと思ってた。
だけど、違うんだね。
満たされるのは、体だけじゃない。心まで満たされていくんだ・・・―――
そして、このときの私は真実を知ることは無く一夜を明かした。