危険な彼と危ない初恋
桐くんは表情1つ変えやしない。
「お前まさか、この俺様がこんな田舎女を本気で相手してるとでも思ってたんじゃあねぇだろーな?」
逆に、私を追い詰めてくる。
あぁ、私。
騙されたんだ――――・・・・・
こんな人に私は、私の大切な『初めて』をあげちゃったんだ・・・・・・
私は、悲しさと同時に怒りが込み上げてきた。
「・・・・・・せない。」
「なんだ?もう一回相手してほしいのか?」
「許せない!!あんただけは、一生許さない!! あんたなんて、女の敵よ!!」
「あぁ?なにいってんだよ。この俺様とヤれたんだ。むしろ誇りに思え!」
「バカじゃないの? 私は、あんたとヤってしまったことずっと・・・・一生後悔するわ!!!!!!!!」